数日前のニュースですが、思わず読み耽ってしまいました。


【独占】ドラクエ生みの親・堀井雄二さんが語る今後のドラクエと“遊び”「勇者の墓を作りたい」
Yahoo!ニュース



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小学5年生の時に発売された初代ドラクエ。

父親にカセットを買ってもらえることになってゲーム屋に行った時、店頭のモニターに映し出されたデモ画面を見て、「な、なんじゃこりゃ!」と衝撃を受けたのを覚えています。


RPG?
コマンド?
経験値?
はなす?
きた?にし?ひがし?みなみ?

はじめて聞く言葉に、はじめて見る画面。


何をするゲームなのかも分からない状態でしたが、ひと目見ただけで「面白そう!!」と感じました。
(結局ドラクエは売り切れで、同じ時期に発売された魔界村を買った訳ですが…)



結局その後もドラクエを買う機会に恵まれず、1,2,3まですべて友達の家に行ってクリア。
自分のカセットではないにも関わらずその世界観にどっぷりのめり込みました。


そのドラクエシリーズの生みの親である堀井雄二さんが、ドラクエの誕生秘話、音楽担当のすぎやまこういちさんや、キャラデザインを手掛けた鳥居明さんとの出会い。そして当時日本の子どもたちに馴染みのなかったRPGの面白さを広めるためにとった戦略をたっぷり語った記事ですから、そりゃ読んでしまいますね。



家庭用ゲーム黎明期だった当時は、単なるゲーム好きなクリエイターではなく、大人としていろんな社会経験、人生経験を積んだ方がシナリオを作っていたので、成長するための苦労、世の中の理不尽さ、思い通りに行かない矛盾、人を助ける喜び、そして最後の最後に待ち受ける誘惑などが満載。


狭い世界の中で生きているちびっこたちに、いずれ嫌でも体験させられる「人間社会」を、まさにロールプレイ(疑似体験)させてくれるゲームがたくさんありました。


子どもの私に身近な世界のルールを教えてくれた親はもちろん両親ですが、もっと大きな人間社会のルールや価値観を教えてくれた親の一人がこの堀井雄二さんかもしれません。(後はガンダムの富野由悠季監督と夏目漱石かな)



今は大人向けの仕事をしていますが、いつかは子どもたちに自分の経験を還元することができたらいいな~なんて思っています。








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