レディ・ガガとアリアナ・グランデのコラボ曲「Rain On Me」。

そのMVをパロディ化して再現した、お笑いタレント渡辺直美さんとゆりやんレトリィバァさんのMVが話題になってるので見てみました。

ブラウザを2つ並べて同時再生して比べてみましたが、これだけ顔も体型も違うのに、びっくりするぐらいの再現度。

ビヨンセのダンスパロディで世に出てきた渡辺さんだけあって、さすがのクオリティです。







本家のMVはこちら。






渡辺さんとゆりやんさんのパロディMVはこちら。






ナイフが団子になってたり、表情を誇張してたりと、ところどころにお遊び要素が入っているのはすぐに気づきましたが、ダンサーの数が少なかったり、衣装がちょっと違ったり、二人の間に変な板があったりして、「ん？ここは再現してないの？予算が足りなかったのかな」というのが最初に見た感想。



でも、Youtubeのコメント欄を見たら…


これ、ダンサーがソーシャルディスタンスを取ったり、マスクとフェイスシールドをしてたり、主役の二人が近づきすぎないようアクリル板を挟んでたりと、コロナ禍の現在ならではの要素を入れてるんですね。


ただ単にパロディにするだけでなく、細部まで徹底的に真剣にやりつつ、動画を見ている人たちへのメッセージも送る。

かなりカッコいい取り組みだと思いました。




事前に制作と公開の許可は取っていたようですが、MV公開後にレディ・ガガ本人からツイッターでコメントがあったそうで、本家に認められるぐらい好きなことをやりきった充実感は凄かったと思います。



ABC（当たり前のことを、バカになって、ちゃんとやる）

という言葉がありますけど、今回の二人の挑戦は

SBC（好きなことを、バカになって、ちゃんとやる）

が高評価を得た、見てて気持ちよくなる取り組みでした。







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