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北野武「ヤワな優しさを捨て、野性を取り戻せ。国の理不尽に本気で怒るのも〈新しい生活様式〉」
Yahoo!ニュース


ビートたけしさんがコロナ禍で感じていることをインタビュー形式で語っています。


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二人でボケてツッコむという漫才の第一人者でもあるツービートのたけしさんが、これからのお笑いは一人の話術で笑いを取るスタンダップコメディーに移行していくのではないかと感じているのは複雑な気分ですが、観客の感性と演者のそれがかけ離れていては笑いなんて起きないので、コロナを経て観客(というか日本人全体)の価値観が変わっていくのであれば自然な流れとも思えます。

その価値観の変動の流れの中で大切なのは「野性」だと説いているのもたけしさんらしいですね。

たけしさんの映画は常にこの野性と向き合っているような気がします。



とかく日本人は、この野性というものを煙たがる傾向にあります。

特にコンプライアンスという言葉が定着してからは、おかしいと思ったことと戦うメリットよりも、批判に晒されるデメリットの方が大きくなってしまって、言いたいことを以前にも増して我慢して嵐が過ぎ去るのをひたすら待つ風潮が強くなってしまいました。


和を以て貴しと為す。


これは島国である日本人が辿り着いた、穏便に社会生活を送るためのひとつの知恵ですが、それは誰かの我慢とセットになっています。


誰かが野性で喋ったり行動したことを「それ普通じゃないよね?」と叩くのではなく、「なにそれ、面白いね」と受け止めた上で「私はこう思う」と自分の野性を披露する。


多様性の受容が求められるダイバーシティは社会全体が成熟していないと実現が難しいと思っていますが、今回のコロナ禍をきっかけに、日本人が自分で考え、自分で行動するようになれば、一段階成熟した社会になるはずです。




考動力。

弊社のコンサルティングの屋台骨でもありますが、これからその重要性が増していくような気がしています。






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