住宅業界の「モデルルーム」についての、数日前の記事。



「モデルルーム」という接客アイテムは必要なし 同じタイプの住戸を買わない限り 
ITmediaビジネス

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マンションではモデルルーム(マンションギャラリー)。
戸建てではモデルハウス。


どちらも

「どんな家に住めるのか?」

を事前に確認できる貴重な場ですが、そのほとんどが実際の家よりも大きくて豪華な仕様になっているうえ、住宅総合展示場への出展料や維持費に多くの費用がかかり、それが販売価格に反映されてしまうため、顧客のために見直しを図るべきという論調の記事です。






私は、モデルルームやモデルハウスが無駄だとは思いません。

すでに家が建っている建売を購入するのとは違い、注文住宅や新築マンションの場合は何もない状態から家づくりや家探しがスタートすることがほとんど。

一般消費者からすると、どんな家が建つのか分からないまま住宅購入を進めるのは不安になって当然です。



とはいえ、記事にあるように「実際に消費者が住む家」とはかけ離れているのも事実。

多くの方がそのことを理解した上でモデルルームやモデルハウスを見に行けば問題ないですが、分かっていてもいざ豪華な家を見て大きく夢が膨らんでしまうと、必要以上の設備や仕様にお金をかけることにもなりかねません。




あると便利だけど、見学する側の賢さが求められる。


それがモデルルームであり、モデルハウスだと思っています。






一方で、私がサポートしている地場の工務店さんの多くはモデルハウスを持っていません。


それで受注が取れないか?というと、もちろんそんなことはありません。

住宅街の中に等身大の家を建て、売却するまでの数カ月間モデルハウスとして使用する「街なか移動型モデルハウス」。

実際に社長や社員さんが住んでいる家を使用する「自宅兼モデルハウス」。

そして、過去にその工務店さんで家を建てたお客さんの家を必要に応じて見学させていただく「オーナー邸(OB邸)見学」など、無理なく【見ることができる家】を用意することで高額な費用をかけて総合展示場にモデルハウスを出展する必要もなくなります。




・豪華なモデルハウスで自社の家づくりを表現するのか?

・一見地味に見える等身大モデルハウスで実際の暮らしを表現するのか?



どちらが正解という訳ではなく、住宅会社ごとの規模や営業スキル、家づくりへの考え方などに合わせた戦略に則ってされいれば『どちらでも構わない』というのが本当のところです。



【これから家づくりを考える方の80%近くが、まず住宅総合展示場に行く】


というアンケート結果もあるのですが、これはそれ以外の手段があることを知らないということも大きいと思っています。


総合展示場にモデルハウスを出していない(出す必要のない)地場の工務店さんは、ホームページなどで自社の家づくりの理念と信念をしっかり伝え、その理念・信念と総展の豪華なモデルハウスが相反することを結びつけてアピールしていただければと思います。

※ただし、総展のモデルハウスを攻撃するのではなく、等身大モデルやオーナー邸を見ることのメリットを伝えた方が効果的です。「弊社は総展にモデルハウスは出しません!」と言ったところで、「いや、出したくても出せないんでしょ?」と思われてしまうと言い訳に見えてしまうので。



伝え方が分からない場合は弊社までご相談ください。







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