公私ともにお世話になっている熊本県を含む、九州を中心とした豪雨災害。

予想以上の被害状況は、ニュースを見ているだけで辛くなります。


温暖化の影響なのかどうかは分かりませんが、昔に比べて雨量が圧倒的に多く、しかも集中的に降るケースが多くなってきていますね。


長年かけて築き上げてきた日本の防災インフラが、近年の風雨災害に耐えられなくなってきているのかもしれません。


人口の分布を都市圏に集中させて効率的な生活基盤を計画的に作るコンパクトシティ政策では、浸水地域は居住誘導地域から除外することが望ましいとされていますが、市街地が広範囲に渡って浸水地域になってしまっている場合は、やむなく計画に取り入れてしまう自治体もあるようです。

河口域や盆地が拓けている日本の地理条件を鑑みても仕方がないことだとは思うのですが、水害の危険がある地域には建築物を建てない、もしくは建築許可を出さないという施策が必要になってくるかもしれませんね。

生活の利便性との兼ね合いが難しい問題ですし、仮に浸水地域を避けたとしても、土砂災害や活断層の問題もあります。

人口減少と家余りが起こる近未来を好機と捉えて自然災害に強い都市づくりを進める一方、日本という自然災害が多い国で暮らしていく以上、各個人の防災意識を一段階あげなければならない時期に来ているんだと思います。


今週はほぼ一週間雨が降る予報が出ています。

迅速な対応ができるよう準備をしておくとともに、被災地域をはじめ、その他の地域でもこれ以上大きな被害が出ないよう祈るばかりです…





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