とても知見に富んだ記事です。


フェラーリが、客にあえて1台少なく売る理由
東洋経済オンライン



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フェラーリやダイヤモンドが高く売れる理由は、「いつでも買える」ではなく「欲しい時に買わないと買えなくなる」状況を意図的に作り出しているから。

購買の主導権を買い手ではなく売り手がコントロールすることで、同じ商品であっても付加価値を付けて売ることができる理由がわかりやすく書かれています。


かつて私が工務店に勤務していた時。
建売住宅を販売できる状態になっても売らず、物語や想いを伝えに伝えきった上で期間限定の販売にしたところ、立地条件が非常に悪い物件にも関わらず即日完売。さらに近隣の他社の物件よりも1,000万円高く売れたことを目の当たりにしているだけに、この【売らない戦略】は大いに共感できます。


もちろん、記事中に書かれている通り「品質」には徹底的にこだわることと、その価値を伝える努力を徹底的にやることが必要最低条件ですが、意図的に希少価値を作り出すことで売上を計算できるだけでなく、利益率と利益額を大幅に向上させられるのは間違いありません。


工務店さんでいうと、年間の受注棟数をあらかじめ発表し、サイト上で現在の受注状況を逐一公開することで似た状況を生み出すことができます。(ただし、なぜ受注棟数を限定するかの理由を「お役立ち」に転化させる必要があります)


この記事のコメント欄には「できない理由」や「粗探し」が並んでいますが、そういうことじゃないんです。

大事なのはこの記事から何を感じて自分のビジネスにどう活かすかを考えること。


この記事にある「ブランド力を高める戦略」は確実に中小企業のチカラになるので、ぜひ学びの気持ちでご覧いただければと思います。





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