明太子で有名な「ふくや」さん。
戦後間もなく日本ではじめて明太子を作り、自社の利益のためだけではなく社会&地域全体の発展を目指して突き進んできた物語が、東洋経済オンラインさんにあがっていました。


昨今、「公益資本主義」という言葉が広まってきています。

公益資本主義とは、欧米型の「企業は株主の利益を最優先すべし」という株式資本主義でもなく、中国型の国家主導型の資本主義でもない、第三の資本主義形態として提唱されている考え方。

会社や株主、そして税金を徴収する国や自治体だけではなく、従業員や取引先、そして社会にも利益(お金だけではない貢献も含む)を与えるために発展することが目的となります。

今でこそ「CSR(=企業の社会的責任)」が浸透しつつありますが、今から70年以上も前から代々ずっとこの哲学を持ち続け、なおかつ会社も成長させていっているのがこの「ふくや」さんです。

とても面白い記事なのでぜひご一読ください。
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博多・辛子明太子を生んだ「変な会社」の真髄
ふくや創業者・川原俊夫氏、独自の経営哲学
東洋経済オンライン


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味のおいしさはもちろんのこと、どうせ明太子を買うなら「あのふくやさんで」と自然に思わせる、素晴らしい取り組みだと思います。

まさに応援される会社のトップランナーですね。


記事の最後にある、5代目社長の言葉が印象に残ります。




「食料品を売るためではなく、社会に貢献するために作った会社ですから。ただ、こうやってきれいごとを言い続けるためには、利益を出し続けなければいけない。

利益が出るからこそ税金を払い、社会にも貢献できる。昔は儲かっている商人が町に橋を架けたように、元気な会社が役に立つことをやっていけばいいと思うんです。私は創業者を直接知っている最後の世代となり、この独特な哲学を後世に引き継いでいく使命もあります」と表情を引き締める。




こうした会社が増えていくと、少子化で希望が見えにくい日本は従来とは違う方向で豊かになっていくような気がします。

とても良い記事でした。




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