私はセミナーや研修をするやコンサルティングを行なう際、講師やコンサルタントではなく「ファシリテーター」という肩書を使っています。
ファシリテーターとは、文字通りファシリテーションを行なう人のことですが、そもそもこの言葉自体がまだまだ知られていないため皆さん「???」という顔をされます。(そこが狙いでもあるのですが)
ファシリテーションは、組織の問題点や改善策、目標達成のためにやるべきビジョンと道筋を見つけ出せるよう、会議や日常のコミュニケーションの場の舵取りをすること。
その舵取りを行なう人のことをファシリテーターと呼びます。
司会や進行役の目的が「会議を円滑に進めること」であるのに対し、ファシリテーターの目的は「会議に参加している人たちの積極的な意見出しを促し、出てきた意見にひとつの着地点を見つけ出し、さらに参加者自ら行動できるよう動機づけをする」ことにあります。
組織ごとにやり方も対応方法も道筋の付け方も全て異なるため、かなり特殊なスキルが必要な役回りだと言えます。
そのファシリテーションについての記事がダイヤモンド・オンラインに上がっていました。
とても分かりやすく書かれているので、馴染みのない方でもイメージしやすいかと思います。
【生産性の高い議論にファシリテーションが欠かせない理由】
ダイヤモンド・オンライン
ファシリテーションの大きな特徴は、「できない理由」よりも「やるべきこと」が見えやすくなること。そして、参加者自ら意見出しを行ない結論付けをすることで「逃げ道」がなくなることです。
これは組織の行動力を高めるのに大きな効果があります。
PDCAサイクルの重要性は誰もが訴えることですが、そもそも「なぜ」PDCAをしないといけないかという理由が従業員の「自分事」になっていない限りは、いつまで経っても「会社に命令されたからやっているだけ」という他人事から脱却できません。
組織の規模が大きかろうが小さかろうが、組織の自活力を高めたいとお考えの経営者やリーダーの方は、このファシリテーションという言葉をぜひ覚えておいてください。
間違いなくこれからの組織活性化の中核になってくるワードです。
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