チラシや情報誌の研修を行なっていると
・余白が多い方がいいのか?
・情報を詰め込んだ方がいいのか?
という質問を頻繁に受けます。
その答えとなるちょうどいいサンプルがあったのでご紹介したいと思います。
とある日の新聞広告です。
下段にいくつか広告が掲載されていますが、この中で目立つのはどれだと思いますか?
おそらく多くのかたが、右上の「セイウチ」の広告を選んだと思います。
そそるキャッチコピーも秀逸ですが、デザインだけに絞って見た場合、他の広告と違う点は『余白』にあります。
余白を多く用いることで余分な情報を省くことができ、その分イラストとキャッチコピーに目が行きやすくなります。ひと目で「お?どういうこと?」と思わせるアイキャッチとして十分な効果がありますね。
では、なんでもかんでも余白を多くすればいいのか?
先程の広告をちょっとこちらで加工してみたので、どれに目が行くか試してみてください。
今度は一転、なんだか気になるのは左下のツアーの広告ではないでしょうか?
こちらは文字がびっしり並んでいますが、それが却って目が行きやすくなる要因になっています。
つまり『目立つデザイン』は、
・余白が多い方がいい
・情報を詰め込んだ方がいい
といった二元論ではなく、
・周りがごちゃごちゃしてるなら、余白がある方が目立つ
・周りが余白だらけなら、ごちゃごちゃしてるほうが目立つ
という相対論で考える必要があります。
ちょっと長くなりそうなので、その理由は明日のブログで…
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