ビジネス用語の「ほうれんそう」と言えば、報告・連絡・相談であることは皆さんご周知の通り。
主に上司が部下に求める行動なので、社員の皆さんも口酸っぱく言われていると思います。
・起こったことや進捗を報告する。(悪いことも含めて)
・チームメンバーや関係者にマメに連絡する。
・分からないことや困ったことがあれば相談する。
文字にするとそんなに難しいことでは無さそうです。
…が、社長や上司からは「ウチの社員は全然ほうれんそうしないんだよ」という愚痴をしょっちゅう耳にします。
その原因のひとつとして挙げられるのが、部下からの報・連・相に対して
「なんでそんなこともできないんだ」
「今まで何やってたんだ」
「なんでそんなやり方をしたんだ」
と上司が怒ったりダメ出ししてしまっていること。
報・連・相して怒られるなら、ギリギリまで黙っておいてその間にうまく誤魔化そう…と部下が考えてしまうのも分かる気がします。
実はこの報・連・相。
部下のタスクのように思われていますが、会社や上司が「報・連・相しやすい環境を作ること」もセットで実行しないと、社内文化として定着しないと言われています。
その会社・上司側の心構えとして「ほうれんそう の おひたし」という言葉があるそうです。
去年、Houndさんという方がつぶやいたツイッターから広まって行ったそうですが、私は遅ればせながら今頃知りました…
よく新人さんに報告・連絡・相談(ほうれんそう)を教えるけど、自分はその報告に対して
— Hound (@Hound_7) 2017年9月19日
お:怒らない
ひ:否定しない
た:助ける(困り事あれば)
し:指示する
と『ほうれんそうのおひたし』で心掛けてる。悪い内容でもこの点を注意してると新人さんは早めに相談してくるので対策打ちやすい
いい言葉ですね。
「ほうれんそう」は部下がやること。
「おひたし」は会社・上司がやること。
部下とのコミュニケーションに悩んでいる方は採り入れてみてはいかがでしょうか?
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