今日は久しぶりにゆっくりお風呂に入れたのでこちらの名作を読み直し。

_20170716_182449


第二次世界大戦当時の日本とドイツを舞台にした手塚治虫の晩年の代表作、「アドルフに告ぐ」。

ドイツ外交官の息子で日独ハーフのアドルフ・カウフマン。神戸でパン屋を営むユダヤ難民の息子アドルフ・カミル。そしてナチス総統のアドルフ・ヒトラー。

地位も立場もまったく異なる3人の「アドルフ」が、一本の歴史の中で複雑に絡み合いながら数奇な運命を辿っていくという、戦争体験者の手塚治虫の世界観が色濃く反映された物語です。


リアルタイムに手塚治虫を読んでいた世代ではないのですが、こちらが大人になるにつれて、扱うテーマの多彩さとその造詣の深さに驚愕します。
本当の天才ってこういう人のことを言うんでしょうね。

手塚「後」に生まれてよかったと思える作品です。
絵やコマ割りはさすがに古くさいですが、まだ読んだことがない方はぜひ。



000
「人気ブログランキング」に挑戦中。
今日の順位は何位でしょう??
よければ【こちら】をクリックして応援してください!



工務店の売上アップのお手伝い。
ホームページ制作、パンフレット制作、理念づくりならブレークスルーアカデミー