ビジネスにおける勝ちパターンと負けパターンを、古代ペルシャ戦争から湾岸戦争に至るまでの3,000年の歴史の中から紐解いていくこの本。
なかなか面白かったです。

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芋焼酎「黒霧島」で有名な霧島酒造は、博多の市場を攻略したあと、広島と仙台をターゲットにしてシェア拡大を狙いました。その結果、2012年に「いいちこ」で有名な三和酒類を抜いて、焼酎業界で売上ナンバーワンになったそうです。

なぜ首都圏や関西などの大消費地を後回しにして、博多と同規模の広島・仙台を攻めたのか?


その秘密を、源頼朝が平家を滅ぼす前の2つの選択肢・・・

A.敗走する平氏を追い、勢いに乗って京都に上るか
B.一旦地元の関東に戻り、従っていない地場勢力を滅ぼすか

のうち、頼朝が選択した戦略に基いて解説しています。


またその後、義経と組んで最終的に実権を握ろうとした後白河法皇がなぜ義経を裏切ることになるのか?もし頼朝に勝てるとしたらどんな選択をすればよかったのか?という後日談まで、ランチェスター戦略と絡めて分析しているのも面白かったです。


読了までまだもうちょっと残っているので、移動中の楽しみに取っておきます。



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