とても興味深い記事が「東洋経済ONLINE」さんに上がっていました。

「世界一幸せなデンマーク人」と日本人の違い | ワークスタイル


欧州では今、デンマーク発の「ヒュッゲ」という考え方が流行しているそうです。
記事によるとヒュッゲとは居心地のいい時間や空間という意味で、なかなか他の言語では表現しにくい概念だとか。

アンデルセングループさんのサイトによると、

ヒュッゲ(Hygge)とは、デンマーク語で「人と人とのふれあいから生まれる、温かな居心地のよい雰囲気」という意味の、他の国の言語では置き換えられないデンマークの個性を形成している言葉。

一人ひとりが自分の考えをもち、自分のライフスタイルを大切にしているからこそ、他人を思いやるヒュッゲな気持ちが生まれるとデンマークの人たちは言います。

という意味合いなんだそうです。


国連が行った幸福度調査ではデンマークが1位(日本は53位)で、「人生がつらい」と感じている人はわずか1%。
ヒュッゲという概念の元に人生を楽しんでいる様子が伺えます。



記事中で特に気になったのはこの一文。

働くことに対するモチベーションは日本人と異なるだろう。デンマーク人が幸福な理由のひとつは、多くの人が自分の仕事が好きだと感じ、自分の仕事をコントロールできているからだ。

彼らは自主性を持って仕事をしていて、仕事に支配されていない。自分でやることを決めて実践し、その成果を実感することができる。その感覚や達成感が、仕事のモチベーションにつながっているわけだ。

私はおかげさまで好きな仕事をさせてもらっているのでこの感覚を日常的にたっぷり味わっていますが、モチベーションが上がらないクライアントの社員さんに話を聞くと、まさにこの部分がごっそり抜け落ちていると感じます。



柔道、茶道、武士道と、何事も「道」が好きな日本人は、仕事も人間の精神性を高める「仕事道」として捉えがち。


それ自体は良いことだと思いますし、私もそこに喜びを感じている一人ではあるものの、

・日本人が考える「仕事とはこうあるべき論」とは違う考え方が世の中には存在していること。
・それでも人生は充実をしていること。


を受け入れる懐の深さがあれば、豊かになれる選択肢がもっと広がりそうな気がします。



とはいえ、プライベートはプライベート、仕事は仕事と割り切ってしまうと、仕事がお金を稼ぐための「苦行」になってしまうのであまりにもったいない。
自分なりの人生の楽しみ方を、仕事「でも」得られるのに越したことはありません。

会社と個人のベクトルを合わせられればプライベートと仕事の両面から幸福感を感じることは可能だと信じているので、業務の一貫として引き続きチャレンジしていきたいと思います。




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