夕方、会社の前の道を何十台もの消防車がサイレンを鳴らしながら走っていくので何事かと外に出てみたら、すぐ近所で火事が起こってました。
現場に着いた時はもう鎮火されてましたが、結構火の手があがってたみたいです。
道路も封鎖されて野次馬で大混雑でした。
今のところ人的被害のニュースはないのが不幸中の幸いです。
火事といえば今から15年ほど前の工務店勤務時代、建売住宅の建築現場に放火されて数件全焼したことがあります。
当時ALCという火に強い外壁を使用したので壁自体は火を防いではいましたが、隣家と接する窓ガラスが熱で割れ、開口部からあっという間に火が入り込んできました。
通気構造になっている屋根部分も軒裏のケイカル板の通気孔から火が入り、通気層を舐めるように断熱材の引火。激しく燃え上がっていくのを目の当たりにしました。
通気工法+燃えやすい断熱材の組み合わせは、火事の時に凶器になってしまいます。
これから家づくりを考えている方は、
・隣家との窓の位置は思いっきりずらす。
・多少値段が高くてもセルロースファイバーなどの燃えにくい断熱材を検討する。
・消火器を設置しておく。
といったことを、建築会社と打ち合わせしていただければと思います。
自分がどれだけ火の元に気をつけていても、隣家からの類焼は防ぎようがないですからね・・・。
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