講座やコンサルティングを行なう際、経営者や役職者などいわゆる「声の大きい人」の意見を尊重した方がスムーズに進行するのですが、それでは「社員の考える力と伝える力」は育ちません。

そこで、誰か特定の人が一方的に発言したり意思決定したりしないよう、参加者全員に考えてもらい、意見を発表してもらうようにしているのですが、その時に意識しているのは「平等な機会ではなく公平な機会を作る」ということ。


会議に参加する人にはいろんな個性があります。

注目されると緊張する人もいれば、自分の考えをまとめるのが苦手な人、いいことを言わなきゃ・・・と萎縮する人もいる。

そういう人にとっては、「発言の機会を与えられること」自体が苦痛になることも少なくありません。


つまり、

「平等に発表の機会を作ることで」=「話しやすくしている」

と思っているのは、進行役のエゴということになります




じゃあ、そういうタイプの人には発言してもらわなくていいのか?

というとそんなことはありません。


個性に合わせた「意見を発表しやすい環境づくり」こそが、進行役(ファシリテーター)が最も求められるところだと思っています。




その辺のノウハウと実践経験は私なりに積み上げてきたつもりではいますが、未だに毎回何かしらの反省はありますし、過去には社員さんを追い込んで泣かせてしまったことも数知れず・・・。


もっともっとスキルアップをするためにいろいろと勉強中です。

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