115今回はキャッチコピーの使い分けについてのお話です。


チラシを作る時は「ターゲットを絞れ!」と耳にタコができるぐらい言われますね。

その理由はターゲットによって響く言葉が全く変わってくるからなのですが、私のクライアントさんや講座の受講生さんの多くがこの「ターゲットを絞る」という作業を苦手としています。

皆さんはどうでしょうか。
ちょっとテストをしてみてください。


【ターゲットの絞り方テスト】

Q.あなたの手元に「架空の消しゴム」があります。
 その「消しゴム」の特徴は、
 
 ・なんでもよく消える
 ・値段が従来品の5倍高い
 
 の2点。

 皆さんはこの消しゴムを売る営業マンです。
 以下の2人のターゲットのうちどちらに売りに行きますか?

 ( )「A.消しゴムが消えなくていつも困ってる人」
 ( )「B.子どもをのびのび育てたいと思ってる人」

 どちらかを選んでください。
 




皆さんの答えはどちらでしたか?




まず「A.消しゴムが消えなくていつも困ってる人」を選んだ方。

この方は【一般的な感性】の持ち主と言えます。



なんでもよく消える消しゴム

    だから↓

消えなくて困ってる人に売る




すごく分かりやすいですね。


ただ「ターゲットの絞り方」という観点から見ると、残念ながら良い答えではありません。


その理由は、

・誰でも考えつく → 1人のお客さんにたくさんの営業マンが群がる
・たくさんの営業マンが群がる → あなたから買ってもらえない
・競争率が激しくなる → 買い手有利になる
・買い手有利になる → 5倍の価格で売りにくい


などなど、買ってもらうまでのハードルが高くなってしまうから。



このように、

「●●できる商品」を
「●●できなくて困っている人」に売ることを

【顕在(けんざい)顧客向け商売】と言います。


厳しい言い方をすれば、「小学生でも考えられるターゲット」を想定していることになります。






では、「B.子どもをのびのび育てたいと思ってる人」を選んだ方はどうでしょうか?

次回のブログで実例とともに解説します。





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