今回はキャッチコピーの使い分けについてのお話です。
チラシを作る時は「ターゲットを絞れ!」と耳にタコができるぐらい言われますね。
その理由はターゲットによって響く言葉が全く変わってくるからなのですが、私のクライアントさんや講座の受講生さんの多くがこの「ターゲットを絞る」という作業を苦手としています。
皆さんはどうでしょうか。
ちょっとテストをしてみてください。
チラシを作る時は「ターゲットを絞れ!」と耳にタコができるぐらい言われますね。
その理由はターゲットによって響く言葉が全く変わってくるからなのですが、私のクライアントさんや講座の受講生さんの多くがこの「ターゲットを絞る」という作業を苦手としています。
皆さんはどうでしょうか。
ちょっとテストをしてみてください。
【ターゲットの絞り方テスト】Q.あなたの手元に「架空の消しゴム」があります。その「消しゴム」の特徴は、・なんでもよく消える・値段が従来品の5倍高いの2点。皆さんはこの消しゴムを売る営業マンです。以下の2人のターゲットのうちどちらに売りに行きますか?( )「A.消しゴムが消えなくていつも困ってる人」( )「B.子どもをのびのび育てたいと思ってる人」どちらかを選んでください。
皆さんの答えはどちらでしたか?
まず「A.消しゴムが消えなくていつも困ってる人」を選んだ方。
この方は【一般的な感性】の持ち主と言えます。
なんでもよく消える消しゴム
だから↓
消えなくて困ってる人に売る
すごく分かりやすいですね。
ただ「ターゲットの絞り方」という観点から見ると、残念ながら良い答えではありません。
その理由は、
・誰でも考えつく → 1人のお客さんにたくさんの営業マンが群がる
・たくさんの営業マンが群がる → あなたから買ってもらえない
・競争率が激しくなる → 買い手有利になる
・買い手有利になる → 5倍の価格で売りにくい
などなど、買ってもらうまでのハードルが高くなってしまうから。
このように、
「●●できる商品」を
「●●できなくて困っている人」に売ることを
【顕在(けんざい)顧客向け商売】と言います。
厳しい言い方をすれば、「小学生でも考えられるターゲット」を想定していることになります。
では、「B.子どもをのびのび育てたいと思ってる人」を選んだ方はどうでしょうか?
次回のブログで実例とともに解説します。
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