弊社では、ホームページ作成などを通じて工務店さんの【使命・理念】を再構築するお手伝いをしています。

ただ単にホームページを作らず、なぜそんな面倒なことをやっているのか?
それには理由があります。



集客・受注アップを目指す工務店さんの関心事は、ホームページやチラシの作り方、見学会などの各種イベントの開催方法、そして実際に建てる家の魅力アップなどに集約されます。

しかしこれらは、その工務店さんの姿の一部を伝えるための「アイコン(入口)」にすぎません。


家を建てるお客さんは、自分が関心のある「アイコン(入口)」を通じて、工務店さんの姿を知ることになります。

ところが、このアイコン(入口)を重要視するあまり、その出口となる「工務店さんの実態」がぼんやりしているケースが非常に多い。

そんな工務店さんのことを、弊社では「ドーナツ型工務店」と呼んでいます。


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ドーナツ型工務店の特徴は、ホームページや現場見学会などのアイコン(入口)を通じて集客ができたとしても、実際に顔を合わせた後に「底の浅さ」や「矛盾」に気づかれて受注につながらない。もしくは「アイコン(入口)だけ見て勘違いしたお客さん」が集まってしまい、工務店さんの想いが伝わりにくいという現象が起こってしまうこと。



大手ハウスメーカーに比べて営業力の弱い地場工務店がやらないといけないことは、これらのアイコン(入口)だけで勝負するのではなく、アイコンの「出口」を作ってドーナツの空洞を埋めることといえます。

その出口となるのが、【理念・使命】です。


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言い換えると、それぞれのアイコンを「何を伝えるために」用意しているのか?という問いについての答えになります。

・ホームページ(アイコン)は「何を伝えるために」用意したのか?
・情報誌(アイコン)は「何を伝えるために」用意したのか?
・建てている家(アイコン)は「何を伝えるために」採用しているのか?
・その制服(アイコン)は「何を伝えるために」選んだのか?
・電話応対(アイコン)は「何を伝えるために」やっているのか?

これらの問いに対して、すべて「同じ答えを返せるかどうか?」
そして「その答えを社長ならびに社員さんが本気で実現しようとしているのか?」
 

これが【理念・使命】の正体であり、御社の「本当の価値(コアバリュー)」ということになります。


本来アイコンのひとつにすぎないホームページを何度作り替えても、中身が空っぽのままでは小手先が変化するだけのこと。残念ながら、そこに気づいていない「ドーナツ型工務店」があまりに多いのが今の建築業界の現状でもあります。


ホームページを作り変えるタイミングで、一度原点に戻って【理念・使命】を見つめ直してみる。

地場工務店の魅力を最大限に引き出すには、この作業が欠かせないと考えています。



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