ブレークスルーアカデミーの大西です。

集客ができてない工務店さんのチラシを見せていただくと、大体こんなことが書いてあります。

「家づくりを検討している皆様へ!」
「新築・リフォーム、なんでもお任せください!」
「まずは当社にご相談ください!」

一見何が問題か分からないと思いますが、こうしたチラシを作る工務店さんは「どんな家でも建てられる」という特徴があります。


だから「どんなお客さんでも来てください(対応できますよ)」というニュアンスの表現になってしまっています。

またもう一つの特徴として、

「最近のお客さんは予算に余裕が無い」
「ネットや雑誌で勉強していて細かい」
「ドライな人が多くて人情味がない」


という感想を持っていることも挙げられます。


 

どんな家でも建てられるのに集客できない。
それはなぜなのか?


答えは、消費者の目線で見てみると分かります。



■「なんでもできる」は「なんにもできない」と一緒

 
もしあなたが【一生に一度】おいしいラーメンを食べようとした時、

「後味にまでこだわったラーメン専門店」
「ラーメンもうどんもそばも食べられる定食屋」と、

どちらを選ぶでしょうか?

恐らく多くの方が専門店に入ると思います。
そして、いったいどんなラーメンが食べられるんだろうとワクワクして待つと思います。

一方、定食屋を選んだ方は、そもそもラーメンには過度の期待はしていないはずです。

「定食屋なんだから、値段ぐらいは安いだろう」
「定食屋なんだから、こっちの希望を細かく伝えないとおいしい料理なんて出てくるはずがない」
「定食屋なんだから、とりあえず食べられればいい」

という、諦めに近い態度で接するかもしれません。
 

先ほど、なんでもできる工務店さんは
「最近のお客さんは予算に余裕が無い」
「ネットや雑誌で勉強していて細かい」
「ドライな人が多くて人情味がない」
という感想を持っているという話をしましたが、これはお客さんが悪い訳でも、人の趣味嗜好が劇的に変化した訳でもありません。

「なんでもできます」とアピールすることで、そもそも御社に期待をしていない(下に見ている)お客さんをわざわざ引き寄せてしまってるんです。


こうした状況を防ぐにはどうすればいいか?

それは「できないこと(やらないこと)をはっきり宣言する」ことで解決されます。


・ビニールクロスは使いません!
・結露する家は建てません!
・こだわりを実現できない打ち合わせはしません!
・自慢できない外観デザインにはしません!
・構造計算しない家は建てません!
・木が見えない家は建てません!


これだけ絞り込んでも御社の家づくりには大した影響はありません。

でも、お客さんからすると「なんだか健康と強度とデザインにこだわった工務店っぽい」というイメージは伝わりやすくなります。


プロとして、「お客さんに役立つ理想の家づくりのために」ワガママになる勇気を持つこと。

これが、価値観の合うお客さんを引き寄せる第一歩となります。



「そんなこと言われても、どうやってワガママになっていいか分からない…」

という方はご連絡ください。


御社に合った「ワガママになれる方法」を一緒に考えていきます。

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