「とにかくナンバーワンになれ!」


008セミナーに行ったりビジネス書を読むと必ず言われるキーワードです。
何事もそうですが、一番目と二番目では天と地ほどの差がついてしまいます。


そのことを痛感させられるクイズがあります。
あまりに有名なクイズなので多くの方が答えや意図を知っていると思いますが、はじめて目にする方はじっくり考えてみてください。
 
【クイズ】
 
日本で一番高い山はもちろん富士山ですが、
日本で「二番目に高い山」はどこでしょう?








ご存知でしたか? 

正解は、南アルプスの「北岳」(3,193m)です。



ついでに、何問かやってみましょう。


・日本で一番大きな湖は「琵琶湖」。じゃあ二番目は?

・日本で一番広い都道府県は「北海道」。じゃあ二番目は?

・日本で一番長い川は「信濃川」。じゃあ二番目は?

(答えはそれぞれ、霞ヶ浦、岩手県、利根川)



よほど詳しい人じゃない限り、「二番目の名前」はなかなか出てこないものですね。



このように、一番と二番の「知名度」の差は、想像以上に大きくなります
これが「とにかくナンバーワンになれ!」と言われる所以です。 


工務店さんが受注を取るには、お客さんが家を建てようと思った時に、

・とにかく一番に思い出してもらう。
・とにかく一番に知ってもらう。

これがとても大事なんですね。


・・・と、ここまでは知っている方も多いと思います。

問題は、「どうやって自社がナンバーワンになるか?」なんです。




■御社が瞬時に「一番」になる方法



「一番になれ!」と言われると、多くの工務店さんが「そんなの無理だ」と諦めてしまいます。

なぜなら、

・知名度

・施工棟数


で一番にならなくちゃ、と考えてしまうからです。


もちろんこの分野で一番になれるに越したことはありませんが、ライバルとなるのは莫大な広告宣伝費をかけている大手ハウスメーカーや、営業力のあるパワービルダーたち。
ハードルが高すぎて思わずため息をついてしまう気持ちもわかります。


でも諦めてはいけません。

というより、諦める必要は1mmもありません

 
なぜなら、この原稿が終わるまでにあなたが「一番」になれる方法があるからです。

なんだか胡散臭い文章になってきましたが、本当のことなので信じて最後までお読みください。




・たとえ御社が創業間もない工務店でも

・たとえ御社が従業員一名の工務店でも

・たとえ御社が 年間数棟しか建てていない工務店でも


今、この瞬間に「一番」になれる方法。 




それは、

「●●で一番を目指す!」

未来に向けた決意宣言してしまうことです。



これは、皆さんが思っている以上に重要なキーワードです。



例えば、

「地域で一番木に詳しい工務店を『目指しています』
 
「地元を一番愛している工務店で『ありたい』と願っています」
 
「鉄骨の家づくりで地域ナンバーワン『目指す』工務店です」
 
「空気のきれいな家づくりでは『負けたくありません』



たったこれだけで、「御社がどんな会社なのか」が瞬時に伝わるようになります。




そしてさらに重要なメリットは、御社の目指す方向性が明確になること。

未来の決意宣言をした以上、その未来を本気で目指していかなければなりません。

これは社内のモチベーションを高め、ベクトルを合わせる上で欠かせない要素でもあるのです。



「ウチは社員がバラバラなんだよ…」

という工務店さんに限って、目指す未来がボヤけているのはよくあること。


この機会に、社長が考える未来をハッキリさせてみてはいかがでしょうか。


(完)



10年ぶりに「人気ブログランキング」に挑戦中。
今日の順位は【こちら】